こんにちは! 元英語学習カウンセラーのみにこです。
前回は、英語学習者に共通する、単語・文法の効率的な勉強方をご紹介しましたね。

前回の記事より、英語の効率的な勉強方法は一人一人異なるという事がお分かり頂けたと思います。
今回の記事では、目標の異なる3人の例を上げ、もっと具体例に、効率的な勉強方法の深掘りをします。
では早速行ってみましょう!
Bさん:ベトナムに海外就職したい、応募基準のTOEIC800点が必要
Cさん:海外の大学院へ進学希望、入学条件のIELTS/TOEFLスコア必要
みなさんに共通しているのは、目標達成に向けて英語を勉強しているという事ですね。
しかし、目標はバラバラですよね?
自分の目標を、最短距離で達成する=効率化するには、自分の目標に合った勉強方法を行う事が英語勉強の効率化になります。
では、一人ずつ順番にみていきましょう。
なお、ここでは前回の記事でご紹介した、全ての英語学習者に必須の中・高の基礎の単語及び文法は終わらせたとします。
1、英語 効率の良い勉強法 Aさんワーホリ の場合
ワーホリ に行きたいAさんの場合、現地での生活の為、英会話が必須です。
短期で現地の語学学校に行くにしろ、現地でアルバイトするにしろ、家探しや、バイト探しでの面接の為、英会話が重要です。
よって、英会話に特化した勉強方法が、Aさんにとって効率的な勉強法になりますよね。
具体的に英会話を強化したい場合、とにかく英会話の練習、アウトプットする機会を増やす事が大切です。
どれだけたくさん英語を話す機会を増やす事が、英会話上達の鍵となります。
Aさんにできる効率の良い勉強方は以下になります。
①毎日オンライン英会話をする。
②無料の語学学習アプリを使って仲良くなった人と通話で会話の練習
③英会話カフェを利用する
④国際交流イベントに積極的に参加する。
英会話に関する事は、とりあえず全てやってみましょう。
その中で、Aさんが楽しい! 続けれる事をやれば、毎日続けられ英語を話す機会が増え、英会話上達への近道、つまり効率化となります。
2、英語 効率の良い勉強法 Bさん海外就職の場合
海外就職したいBさんの場合、応募条件がTOEIC800点ですので、TOEICに特化した勉強がBさんにとって効率の良い勉強法といえます。
TOEIC試験はリスニングとリーディングのみですよね。
ですので、最短での目標達成の為、一旦英会話やライティングは無視します。
極端に思えるかもしれませんが、最短で目標を達成したい場合、最大限に勉強の効率化を上げる為、試験に特化する必要があります。
では、具体的にBさんがどのような事をすればいいのか見ていきましょう。
まず、TOEIC公式問題集最新版を、時間を計って解いて、今の自分の現状を知り、どこのパートが弱いか分析しましょう。
弱いパートが把握できたら、そこから重点的にやっていきましょう。
また、TOEICの場合、月に一回くらいのペースで、自分で公式問題集をしっかり時間を計って解きます。
そして、定期的に自分の現状と改善点を見る事が重要です。
現状を知ることと、改善して行く事がTOEICの目標スコア達成の、効率的な勉強となります。
3、英語 効率の良い勉強法 Cさん海外大学院の場合
海外大学院へ進学希望でIELTS/TOEFLの対策はTOEICと全く異なります。
理由は試験にライティング、スピーキングもあるからです。
そして、ライティングとスピーキングを独学でやるのは、絶対に無理とは言いませんが、ほぼ不可能、もしくは恐ろしく時間がかかります。
何故なら、ライティングとスピーキングは添削が必要だからです。
いくら自分でライティングを頑張って、いくつものエッセイを書いてもそれを添削してもらわないと、改善になりません。
スピーキングも同じく、相手が必要で改善点を指摘してもらう必要があります。
対策とIELTS/TOEFLの効率的な方法は以下になります。
①IELTS/TOEFLに特化した英語スクールに通う。
②italkiなどオンラインの英語学習サービスを使って、IELTS/TOEFL指導経験者に習う。
③上記のアプリやウェブでIELTS/TOEFLの試験管の経験がある人から学ぶ。
中でも私は③をおすすめします。
元試験管経験の方は出題傾向はもちろん、採点基準を知っているのでピンポイントでのフィードバックがもらえます。
短期間でのスコアアップに繋がります。
そういう方をチューターにしてマンツーマンで教えてもらう事が、TOEFL/IELTSのスコア達成の最短距離になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、応用編という事で、具体的な例を上げながら、効率的な勉強方法は目的によって異なるという事をご紹介させて頂きました。
これを読まれて、ご自身の英語の勉強の目的を明確にして、目的に沿った勉強方法が、あなたの効率的な勉強方法となります。
今されているご自身の勉強方法と照らし合わせて、もし方法がちょっと違うかなと思った場合、是非取り入れてもらえると嬉しいです。
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